2010年6月の日記
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2010.6.26

iPhoneのOSを4にアップした。
どうでも良いと思ってたホームのバックを設定出来る機能。
これが不思議なくらい新鮮。
ま、使う画像によるんやろけど。
3GSは動きが良くなったような気がするが、これは錯覚かも。
3Gの方は、すこし引っかかりを感じるが、
フォルダの設定が出来るようになったので、
かなり使いやすくなった。

以前は電気店へ行くたびにケータイを見ていたが、
これは気に入ったものが全く見つからなかったからで、
最近、ケータイ自体に興味がなくなった。
iPhoneというケータイを使っているというより、
iPhoneがケータイに取って代わった感じ。
そういえば、スマートフォンというのが話題だが、
正直店で見てもどれがスマートフォンなのかすぐにはわからない。
あ、こういうのでもスマートフォンっていうのか、
というのが正直なところ。
やっぱりiPhoneだけが際立ってる、と思うのは、
iPhoneのユーザーだからなのかな。

今年10月から一年間海外で過ごすことになった。
なので、バンドも一年間お休みをもらう。
ほかのメンバーは活動を続けるらしいけどね。
僕はデンマークで修行かな。
得るものはあると思うよ。
ツイッターもメールもこの日記も、
向こうへ行っても続けられると思うのでよろしく。
ただ、メールや日記はどうしても報告みたいになっちゃうか。
面白いツイートが出来ればと思うけど、
外出先で出来るかどうかだな。


2010.6.19

巷(のごく一部)で話題の作家ピンチョンの全集の刊行が始まっている。
ひとつも読んだことがないのに、あまりの評価の高さから、
どうしても興味の対象からはずすことができずにいる。
しかし「難解」というコメントが多く見られることを考えると、
僕なんかには難解どころじゃないかもしれん。
さらに「遅読」なわけで。

ちょっと希有じゃないかと思うが、
ピンチョンのある1冊についてのアマゾンのレビューに、
「この物語にははっきりしたオチがないので、
 それほど読む価値のない小説だと思う」と書いた人がいた。
真意は汲み取れんとしても、言葉通りに受け取るなら、
多分この人は推理小説みたいな、
ある意味文学とは対極にあるような「お話」が好きなのだと思われて、
結局最後に「この人はなぜピンチョンなどを読もうと思ったのか」
という謎だけ取り残された。
ただそれでもこの世に無駄などひとつもないはず。
すべて必然なんだよね。
この人の中にもピンチョンは何かを残したはず。
ピンチョン読みたいな。
でも高いな。
まだ読んでない本が、棚にいっぱいあるしなあ。

先日、ヘルスメーター購入。
ただの体重計をヘルスメーターなんて買いかぶり過ぎだと思ってたけど、
これはホントにヘルスメーター。
体脂肪率どころか、他にもいろいろ数字が出てきて、
正直なんのことだかわかんない。
とりあえず僕としては、ここ半年以上も食事制限を自主的に行ってきて、
その結果が知りたいところだが、はっきり言って、
こんなもので何がわかるのかという気分はある。
実際には血液検査をどこかで受ける必要があるのは承知の上。
さて、と測ってみると、
体脂肪率はほぼ標準値、基礎代謝は20代と比べても非常に高く、
筋肉量も骨量も標準を超えていて、
体内年齢というのは何度測っても20代後半をキープしている。
内蔵脂肪だけが「やや過剰」らしい。
……。
信じ難い。
血液検査行かなきゃ。

かなり久しぶりにいわゆる「スナック菓子」を食べてみた。
うわ、うまー。
グルタミン酸?にヘロヘロになりそうだ。
しっかしこの味の濃さは度を超えてる。
こんなものをみんなが当たり前に食べてるとしたら、
健康な人間もそのままじゃいられそうにない。
そのくらい自然には存在し得ない濃厚さだった。

今日は近くのパン屋へ。
マンションのオーナーが趣味的にやってる、とは、
魚屋のおばさんに教えてもらった。
余計なものは入れず、オーガニックな材料や、
トランス脂肪酸ゼロのショートニングを使って、
かなりこだわったモノ作りをしている。
子供がアレルギーになったことが、パン作りのきっかけだった、
というのも魚屋のおばさんから聞いた。
そこのアンパンをかじると、油分の少ない素朴な味がした。
他で当たり前に売ってるパンが、
すごく「こびてる」感じがしてちょっとうんざり。
本当はこれが当たり前でないといけないはず。
変だよな。


2010.6.16

兵庫県立美術館の内覧会へ。
岸田劉生が一番の呼び物らしいが、他にもいいのはあるよ。
でもどうしても内容よりエネルギーが勝ってる感じはある。
日本の洋画の黎明期なわけだから、それもしょうがないのかも。
ただ、あらためて観ると、みんなえらく若いのね。
ヨーロッパの様式に目を奪われる気持ちはわかるけど、
彼らを支えたものって「かぶれ」みたいなものだったかもしれん。
ま、なんでもそういうところから始まるわけだけど。
しかしあのピカソのゲルニカにそっくりな絵。
あれはどうかと思うね。

同時にレンピッカ展をやってるので、こちらも。
本当は、こっちをもっと早く観たかった。
たしか数ヶ月前に、iPhoneの絵画閲覧アプリをただなんとなく、
ランダムに観ていたとき「あれっ」と思う作品を見つけた。
こんなことってあまりない。
非常に印象的だったので、一応スクリーンショットを撮っておいたが、
その後もう一度みようと思っても、同じ作品は表示されなかった。
結局、どこの誰のどういう作品なのかはわからないままで。
たぶんその2〜3ヶ月後に、非常に似た作品をテレビで観て、
「あれだ」と思ったが、それがレンピッカ。
これほど早くに出会えると思ってなかったので、かなり驚いた。
会場に行ってみると、僕がiPhoneで見つけた作品も実物の展示があり。
なんだか「リンケージ」めいたものまで感じてしまった。
それにしても、レンピッカは怖い。
僕には強烈すぎるほどの印象を残した。
あんなもの絶対男には描けないよな。

さて、近々準備が整い次第、発表しないといけないことがある。
準備に手間取ってしまったというのもあり、
できるだけ次のキャバーンには、大勢来て欲しい。
こういう書き方だと意味わかんないかな。
もう少し待ってもらわないといけないのだが。


2010.6.8

日曜、神戸の某店へ。
ここは数年前に店主が、通りの雰囲気が悪くなったので、と、
北野坂から元町へ移転した。
メインはアロハとTシャツ、それに準じたジャケットや革ジャン、
あとはアクセサリーなど。
店主の趣味とセンスの神戸らしい小さな店。
このとき僕がたまたま着ていたのが、シャツもその中のTシャツも、
以前ここで買ったもので、店主が4年ぐらい前ですかね、と言う。
ここの商品は安くないのだよ。
最近何年もずっと探し続けながら、
全然見つからなかったタイプの服がそこにあった。
店員によるとそれはヴィンテージのアロハ(の型)で、
他で探してもないでしょうね、ということだった。
通常のものとは全く違うから、アロハだと考えたこともなかった。
結局1着買う。
もう着替える服がなくて困ってたから。
ただ、ユニクロあたりならTシャツが6〜7着買える値段。
穴があくまで着るけどね。

アウトレットで靴も買った。
今回もアディダス。
アディダスは良いものでもずいぶん安く手に入る。
本当はオニツカタイガーが一番僕の足にフィットするが、
こちらはアウトレットでも結構な値段するからね。
なんでもお金がいるよね。

で、「iPhone 4」ですか!
僕のは「3G」と「3GS」だけど、
すでに「3G」は動きが緩慢でしんどいものがある。
くやしいねえ。
でも「iOS 4」は楽しみ。
これは当初対応なしと言われていた「3G」でも、
とりあえず使えるらしいから。
お楽しみはこれからかもしれん。
で、無料だ。


2010.6.6

突然Kが、子供の頃職業は何になりたかったん?
と訊いたので、記憶を掘りかえしてみた。
画家、漫画家、詩人、小説家、ミュージシャン……。
えっ、ミュージシャンにもなりたかったん?
ん?
そういえば、ドラマーになりたいと思ったことはない、
と話してはいたのだが、そんな風に言うとは思わなかった。
ドラマーにはなりたいと思わんけど、
曲を作ったり、歌うたったりしたかったの。
へーえ。
しかし、今初めて並べてみて、これらがどれをとっても
職業というには危ういものばかりだと気づいた。
さらに「自称〜」という人が多そうなものどもでもある。
ちなみに、僕が実際に経験したり現在でも続けているのは、
デザイナ、イラストレータ、教師、ドラマー(僕はドラム係と呼ぶ)。
考えてみたら、このへんの職業に、
リアルに就きたいと思ったことはない。
やりたいと思いもしないのに、
デザイナやミュージシャンになっちゃうなんて、きっと変だ。
そういう変なことがいっぱいあるから、
生きてると面白いと思うね。
それとも僕って稀有な例なんやろか。

最近ものすごく思うのは、とにかく僕は画家に憧れてたということ。
絵を描いて一生を全うするなんて理想に思える。
例えばマネの筆遣い。
自分の手の先で、筆があんな風に動くなんて、
恍惚としてしまいそうだ。
絵の具は魔法のタネなのだ。
自分には出来ないと知ってしまったから思いが募るのかも。
「出来ない」というのは「絵が下手」とか、
そういうレベルの話じゃないことは説明しなくてもいいよね。

ドラムを練習したことがない、と言っても信じない人がいる、
とKに言うと、そやろな、と言った。はは。
想像力の大きさによっては、すべてがウソになっちゃう。
もう慣れたけど。

プロスポーツ選手とかは?
それはないな。でも水泳ではオリンピックに出たかった。
あそうか。


2010.6.4

MacのOSを、やっとSnow Leopardにアップグレードした。
¥3,000とちょっとの値段でこのヴァージョンアップは大きい。
OSをアップしただけで、ハードディスクの空き容量が13GBほども増えた。
動きもいくぶんスムーズになって、
というより、昨日までのこのMacBookの動きはひどかったのだ。
新しい機能もあるが、それ以上に動きの悪いのをリセットしたかった。
使っていくうちにまたいろいろ出てくる可能性はあるが、
とりあえず現時点ではおだやかな情勢。
よろしくお願いしますのだ。

iPadという魅力的なプロダクトが現れて、ちょっとぐらぐらする。
某フリーペーパーでは、iPhoneとの比較を記事にしていたが、
同じことをするならコンパクトな方がいいに決まってる。
iPadにしかできないことが論点にならないと
意味がないじゃないですか。
というわけで、かなり興味はあるが、今の僕だとあまり使わないかも。
でもそのうち使うんだろうな。
これはかなり確かな予感だ。
ただ今はとりあえず2台のiPhoneを1台にしたい。
無理か。
これはもっと確かな予感だ。

Tの保育園の本棚に、図書館で借りて来た本が置いてある。
その1冊に「スーパーヒーローベスト100超百科 巨大ヒーロー編」
という頭の悪そうなタイトルのものがあり、正直目を奪われた。
見れば、ウルトラマンはもちろんのこと、
ミラーマンやスペクトルマンどころか、
流星人間ゾーン、シルバー仮面、レッドバロン、
あるいはサンダーマスク、ファイヤーマン、ジャンボーグエース、
もう思いつく限りの巨大ヒーローみたいなのが、
目白押しの、言わば図鑑のようなものだが、
これを僕は本気で欲しいと思ってしまった。
ほんとに。
ちょっと検索してみたら、
「アクションヒーロー編」というのもあること判明。
こっちは仮面ライダーを筆頭に、
キカイダー、イナズマン、バロム1、ライオン丸、ギャバン、
たまらん、両方欲しい。

某タレントのことを某映画監督が、
「テレビの中に太陽のように存在している」と言ったとか。
太陽のよう、ってすごい。
そんなふうに存在感を発することができるなんてね。
僕はさしずめ月か。
それも満月でも三日月でもなくて半月あたりかな。
これはわりと本気でね。


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