2009年4月の日記
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2009.4.30

今日を入れても4月の日記は3回だけ。
ちょっとここんとこの余裕のなさは極端なものがある。
自分から発信する新しい仕事を始めたからね。
これがいいのは自分の理念でできること。
ま、演奏の仕事はまるごと自分の理念ですでにやってるけど。
今まで経験のないこともいろいろやって、
なかなか刺激もあって結構充実はしてるけど、
ただこれをずっとは続けられないし、
早めに安定したところへ持っていかないと。

日記は、全く書いてなかったわけじゃなくて、
今までずいぶん没にしてる。
書き終えるまでに至らなかったり、
書いてもアップロードする時間がなかったり。
今年の初めにサーバを替えて、
実はそれからずいぶん使い勝手が悪くなった。
HPのアップに倍の手間がかかるようになって、
ちょっと億劫にもなってる気がする。
いかんねえ。

バルビネのライブの音源を編集してる。
これもずいぶん前からやってて、
はっきり言って、もういいかげん出来ても良いのだが、
やっぱり時間がなくて、ずるずると。
バルビネを聴いたことのない人達に聴いてもらいたい。
それだけなんやけど。
正直音質は良くないが、僕の経験で言わせてもらえば、
今までに出来なかった演奏がここで聴ける。
やっぱりまこっちゃんの存在は大きいね。
聴いた人にまこっちゃん効果まで、
聴き取れるかどうかは別としてね。
乞うご期待。

そういえば、ステージがあまりに暑いので、
扇風機代わりにサーキュレーターというのを数ヶ月前に買った。
なのになぜか今は、花粉対策として部屋の中に干した洗濯物を、
乾かすのに、毎日働いている。
ステージでの使用はいまのところゼロ。

数日前に、マスクを買っといた方がいいのかなと思って、
ウチの近くの店3軒くらい行ったら、
ウイルス用のはどこも売り切れだった。
すでに遅かったか。
以前に行ったことのあるドラッグストアとか薬屋へ車で行ってみると、
なんと3軒行って3軒とも店自体なくなってた。
今の日本は、町が変わるのが早すぎる。
おかしい。


2009.4.10

ときどきやっちゃうヒザをまた痛めたみたいだ。
激痛というわけでもなくただ頼りない。
しかし関節というのは、そういうもので、
痛いとかじゃなく、ただ変なことになりそうでいやだ。
変なことというのも抽象的でよくは自分でもわからないが、
とにかく変なことにならないように気をつける。
それにしても,その引き金になることはいろいろあるんやろけど、
根本的に関節と言わず、体全体が弱ってる?
なまってる?
朽ちていってる?
ま、そんな印象。
しばらく前には、肩をまわすとどっちだったか片方だけ痛くて、
ラジオ体操をやってみようとした時だったが、
それが出来なくて驚いた。
いつのまにか治った。
やっぱり無理矢理でも時間を作って運動すべし。
年齢にしたがって身体は衰えるが、必ずしも比例しないはず。
そう思ってる。
サポーターしてたらなんか知らんけど必ず明らかに回復。
どういうメカニズムなんやろか。

iPhone の新たな利用法を発見。
青空文庫を読むためのソフトがいくつもあるが、
それらの中には自分でつくったテキストファイルを
読み込めるものがあって、
そのソフトでダウンロードすれば、
好きな文章がいつでも読める。
しかも文庫本の体裁で。
書籍を持ち歩く必要なし。
これをずっと待ち望んでたんよ。
さっそく、保坂さんや高橋さんの、
WEB上で読めるインタビューやエッセイを、
ファイルにして取り込んでみた。
さすがに小説をテキストデータにしたものはないからね。
本を持ち歩くよりはるかに楽で、
文字の大きさやバックの色まで自分で設定出来る。
見つけたよ。

バタバタしながら、ときどきYouTubeで、
Eric Burdon & WARを検索したりしてる。
ほとんど知らなかったが「Love Is All Around」は好きだった。
というか、それが彼らの曲だとさえ知らなかった。
僕の愛用のハーモニカは7本のうち6本がトンボのリー・オスカーだが、
(ウチには他にもハーモニカがいっぱいあるが全部で何本かすら不明。
 家中あちこちに点在)
そういえばリー・オスカーの演奏をちゃんと聴いたことがなかった。
WAR時代のビデオはエリック・バードンばっかり映ってて影が薄い。
ソロの音源も聴いたがあまりピンとは来なかった。
やっぱり僕にはブルースが性に合ってる。
でも演奏するのはちょっと違う。
ディープであればあるほどローカルなんだなぁ。


2009.4.6

先日、武内ヒロクニさんとあらためて話したとき、
彼の口から「反時代」という言葉が出て来た。
あれから何度もそのフレーズを反芻しているが、これには心底共感する。
僕は普段から、時代と関わらない生き方を目標としている。
芸術というのは本来そう言うものであるし、そうあるべきでもある。
小さくまとまらないように。

芸人が東大受験に挑んで破れたという話をテレビでやってた。
うちの大学の倍率もかなりだったが、
あそこまで研ぎすました修行のような受験ではなくて、
あくまで楽しんでやっていた。
ま、僕の場合はほとんど絵を描くことが受験勉強だったからね。
受験ねえ。
ない方が良いとも言い切れないが、あまり加熱するのはどうかと。
そういえば試験で思い出した。
僕にはちょっと変な能力があるようなのだ。

小学校の音楽の時間に、先生がピアノで和音を弾いて、
その和音が何かを、3つほどの選択肢の中から選ぶという試験。
これはクラスで僕一人だけが100点を取った。
でも、ピアノを習っている子とかなら出来てもおかしくないが、
僕には先生が何をやってるのかすらわかっていなかった。
要するに、僕の答えは全てでたらめの当てすっぽだったのだ。
出来るはずの子が出来ず、僕みたいなのが100点獲って、
きっと先生は困ったろうと思う。
何も言われなかったけどね。

高校時代に受けた模試で、僕は170人ほどの受験者の中で7番だった。
まったく勉強なんかしない普段の成績からすると、
100番以下で当然というところにこの結果で、
誰もが驚いたが、僕が一番びっくりしたよ。
ただポイントは、この試験が全て記号で答える問題だったということ。
とにかく僕は記号に強かった。
ただ、強いという表現では間に合わないくらい強かった。

こんな例は他にもあって、
そんなへんな能力で今まで切り抜けて来たようなところがある。
誰にでも多少そんな感じのことってあるのかも知れんけど、
ちょっと不気味なくらいなのだ。

急に「あれっ」と思ってmixiを見てみた。
そういえばそんなものの存在すらしばらく忘れていたような。
たまに見ると、マイミクの中に知らない名前があったりする。
写真が変わるのはいいとして、名前まで変わっちゃったら、
いったい誰なのかさえわかんなくなっちゃうやんか。
すでにわかんないのが何人もいて、たまに人数が減ってたりもするけど、
それだって誰がいなくなったのかわかんない。
あっ、またひとり減ってるわ。
もう、調べようという気にもまったくならない。
こういう混沌とした感じ、苦手だ。

そうそう、iPhoneのカメラが気に入ってる。
ちょっと問題もあるが、何より色が良い。
やっぱり写真は色でしょ。
人の肌が自然に美しい。
いいねえ。


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