2006年5月の日記
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2006.05.31

明日はもう6月。
今年が半分終わるのもすぐやんか。

そういえば先日は帰宅途中にウチのそばでイタチを見た。
以前ウチの庭で見たのより明らかに小さくて子供に見えた。
スマートな動物だわ。

別の日には、やはり近所で手の上に載りそうなほど小さい子猫を見た。
たぶん生まれて間もないのだと思う。

子供の頃、とてつもなく長く感じていた時間が、
今はものすごく早く過ぎてゆく。
ますます加速しているようでもある。
だから、子供の頃に我慢できなかったことが、
今は耐えられる、あるいはなんとも感じないでいられる、
というのは、なんとなくありそうだ。

ただ、長く感じるときと短く感じるときの差というのは歴然とある。
僕は基本的にそういう考え方はしないけど、
時間軸というものがあるとするなら、
それはゴム紐のように伸びたり縮んだり、
あるいは部分的に密度が濃かったり薄かったり、
そういうものかも知れないな。

どちらにしても、その時間軸が向かっている先には、
今よりもっといいモノがそこにあり、
間違いなくそこに向かっているのだと、
楽天的な僕は常に考えてしまうのだが、違うかね。
そこに歪みを加えるものがあるとすれば、
たぶんそれは人なんやろね。
ただ、それでも時間は過ぎてゆく。

時間を守らないクリーニング屋には閉口するけどねえ。

う〜む、意味不明か?


2006.05.29

今日、ドラッグストアへ寄ってみたら、なんと昔懐かしい
パブロ・クルーズの「Love Will Find Away」がかかってた。
こんな曲、憶えてる人も知ってる人もそうはいないだろな。
などと考えながら、何も買わずに出てきた。
これも必然か?
ちなみに次にかかったのはイーグルスの「James Dean」だった。

さて、27日にハニービーとしてのロンタン2周年イベント終了。
いやあ、お客さんがいっぱい来てくれて楽しかった。
というより、皆さんが本気で応援してくれているというのが、
リアルに伝わってきて、嬉しかった。
個人的には非常に居心地のいい空間が出来上がってたな。

ただ今回は少々問題があって、苦労してた。
どうしても歌詞が覚えられない曲がひとつ。
どうしてもうまく演奏できない曲がひとつ。
こういうことって僕にはあまり経験のない事だったので、
多少プレッシャーもあってね。

で、こういうときはどうするか。
こんなもの、必死で練習したって、
歌詞とにらめっこしたって、どうにもならんのよ。
だからひたすらイメージトレーニング。
僕はこれまで全てをイメージで習得してきたから、
これを今さら変えたって結果は生まれない。
頭の中で時間をかけてイメージを成熟させる。
するとそのうち、不思議なことにパッとひらめく瞬間がある。
面白いよね。
今回もそれでなんとかクリア。
歌もドラムもイメージさえつかめば出来る。
経験のない人にはウソに聞こえるかも知れんけどホント。

さあ、これからさらに課題は山積み。
だってイベントの季節でしょ。



2006.05.25

「今日はこんな本を買いました」などと、
ある人にときどきメールで書いてたら、
「いったいどんだけ本買うんですか。出費もばかにならないでしょ」だと。

確かに本はかなり買ってる。
本と言ってもそれはほぼ全て小説、
というより文芸、いや文学か。
すでに僕の部屋には、本の塔がふたつみっつ建造中である。
なんせ本棚にはもう空きがないもんで。
いくら使ってるかなんて、計算したことないけど、
でも月に二万円もいかないでしょ、たぶん。
ちがうか?
なにか他のものに金使ったりとか、
いわゆる「ノム、ウツ、カウ」なんてしないし、
何年も同じ服を着て、楽器にすら金を使わない僕が、
これくらい使ったからってまあ許してよね。

ああ、しかし面白いわ。
あ、本ね。
これ本音。
あ、くだらね。


2006.05.22

疲れた。

なんせ4日間連続ライブなもんで、
もっと若きゃいいかも知れんが、
そうそう長くは続けられる仕事じゃないよな。
最近はそう思うことしきり。

そう言ってる間に変化が訪れた。
いや、これは訪れたなんて言ったらちょっと無責任か。
変化を決めたのは僕自身でもあるからね。

ザ・ハニービーというバンドはひとまず6月末で終了する。
同僚(?)のシューヘイが、バンドを抜けることになったけど、
これは僕らが追い出すのでもないし、
シューヘイに問題があるわけでもない。
機会があれば、また同じメンバーで集まりたい、とは、
全員一致で確認してるしね。
ただ、半日しゃべり続けたとしても理由を正確には説明できないので、
ここは「円満な変化」と「希望ある未来」を望んでるとだけ
書いておこうかと思う。

ハニービーは、他の誰よりお客さんのことを考えてる。
僕は、この部分に非常にこだわっていたので、
キャバーンをやめたことと、今回のことはやはり
非常に引っ掛かるものを感じてしまうし、
申し訳ないという気持ちも例えようもなく大きいけど、
それでもどうにもならないときってあるんだ、と
理解してもらえるなら本当にありがたい。

しかし、この日記の開始とハニビ終了発表の時期が、
こんなふうに重なってしまったのが、なんともやだわ。

ていうか、これって日記じゃないやんか。


2006.05.19

大丈夫です、たぶん。

いやあ、身体の調子が悪いとか書くと、
必ずいっぱいメールもらったりとか、
店(ロンドンタウン)でもお客さんに大丈夫ですかとか心配されて、
こうなることはわかってるんやけど、
こういうものは正直に書かないと意味がないものでもあるし、
まあ、複雑です。
昨日はお客さんにドリンク剤までもらっちゃいました。
皆さん、ほんまに感謝しております。

今は、胃だけがちょっと変な感じ。
考えてみたら、胃の変なのはわりと最近続いてるので、
なんかあるのかね。
ま、様子見ます。
ひどくはないので。

最近は本ばかり読んでて、他の事が出来なくなってる。
同時にいくつものことを出来ない奴なんでこうなるんよ。
10代の頃にはわりと本をよく読んでて、
多いときには1カ月に15冊も読んだ。
(このときは興味があって数えてみた)
僕を知ってる人ならキャラクターだけで想像できると思うけど、
かなり読むのは遅いほうだと思う。
その僕が月に15冊はかなりです。
ま、よほど暇だったとも言えるけどね。
大学に入って読まなくなって、最近までその状態が続いてた。
読んでも年に数冊くらいか。
まとまった時間がないと続けて読めないからなあ、と思って。
でも、そうしてたら一生読めないなと思いなおして、
1分でも空いてる時間があったら読む、と決めたら以外と読めた。
そのかわりどこへ行くにも本持参。
家の中でも持ち歩いてる。
廊下歩きながらでも読む。
道を歩いてても読む。
駐車場からロンドンタウンまでの道のりももちろん読みながら。
そんなわけで少し前なんか、うかつにも本読みながら店の前を
通り過ぎてしまったところをスタッフに見られて恥かいた。

やることが極端かもな。
でも、これが楽しいからやめられん。


2006.05.17

なんだかぐったりしておるのです。
昨夜のお仕事(ライブ)は、なんだか熱くて疲れた。
それに前日から体調がイマイチで、
身体のだるいのはましになったけど、胃が痛いのです。
これって何?
風邪?
早めに寝よう。
ってもう朝の4時やんか。

書くこともないので久しぶりにケータイメールモードで
「あ」を入力。

変換候補
・アウト
・ある
・あり
・明るく
・空けるのも
・旭屋

一番がアウトってねえ。
旭屋が入ってるのがミソ。
最近の本屋通いを象徴してるね。


2006.05.15

今日の午前1時42分、小さな地震あり。
いつかの大地震と同じシチュエーションで、ちょっとドキとした。

当時僕はパソコンに向かって仕事をしており、
静まった早朝の闇の中、地鳴りのようなものの接近に気付き、
耳を澄ませた直後、襲った大きな揺れに驚きながらも冷静に、
まず目の前で大胆にガッコンガッコンと「しこ」を踏み始めた
20インチモニタを両手で押さえ、
上から落ちてくるものはないかと見回し確認した。
記憶はまだ鮮明だ。
ウソのようだが、モニタは本当に「しこ」を踏んだ。

あの時にはなかった棚が、今は頭上にある。
僕が自分で作り付けたもの。
それでも決して重いものは置くまいと決めていたが、
当初から比べると幾分かは重くなってるようなそうでもないような。
右側には背の高い棚もそびえており、
そのてっぺんには、10枚入り、30枚入り、50枚入りと、
使用済みのCD-Rの空のケースが高く積まれている。
今日は小さい揺れですんだのでピクリとも動かなかったが、
これらは軽いプラスチック製なので、もし頭上を直撃したとしても、
大けがにはならないだろう。
いやむしろ、美味しいかも知れない。
特に10個以上積み上げられた10枚入りのケースが、
連続で脳天をコン、コン、コン……などと来たりしたなら、
それはもうドリフだ。
話のネタにはいいかも知れない。
いやいや、いったい何を書いているのだろうか。
少なくともそんなことを望んでいたりはしない。

「えっへん」
ちょっと気持ちを立て直す。
いろいろごちゃごちゃと考えはしたが、
結局部屋の中をなにひとつ触ることなくやりすごした。
「そのうち片づけよ……」
危機に対する備えは、まあ、こんなものである。
「危機」と「そのうち」のどちらが早いか。
そこが分かれ目。


2006.05.12

また会いましたね。

さて最近、僕の周りで滞っていたいろんな物事が少しずつ動き始めた。
なにかが動く時ってわくわくする。
全てはそれに見合ったゴールへと繋がっている。
そして僕も僕なりに、今よりずっと先を見ながらやってる。
どんなところに行き着くのかはわかんないけどね。
相変わらずノーテンキでやってるよ。
考えることはいっぱいあるけど、悩みなんてない。
それが僕。

これからもよろしく。


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