2008年5月の日記
プロフィールはこちら>>
ホームへ戻る>>

2008.05.26

ちょっと日記から遠ざかり気味だが、意欲はある。
ただなんとなく余裕がなくて、ここ数日もいろいろあったはずだし、
書こうと思えば書くことはあるけど筆が進まないという感じ。

ネットオークションに初めて出品したけど、入札してもらえず。
デジカメだけど、たぶん値段が高かった。
大事に使ってた自慢のカメラ(とコンバータ3本)だったので、
これくらいの値はついてほしいという気持ちが強すぎたか。
大幅に値下げして再出品。
ま、それでも微妙なのかも。
ちなみにこれに替わって新しく手に入れたカメラは非常に良好。
実は少し前の朝、ヤマダ電機に並んで購入。
ずいぶん安かったよ。

書いてなかったけど、3月のキャバーンのライブ以来、
強烈に「運動不足」を痛感していたので4月の初めからまた歩き出した。
といっても週に1〜2回程度。先週は3回歩いた。
本が読めるので楽しいが、もう季節が夏に向かってるので日差しがきつい。
暑いし本は灼けて目も灼ける。
で、なぜか体重は増えてる。

「文學界」と「群像」の新人賞受賞作を読んだ。
どちらも少し稚拙さが残っているけど面白くて読み応えもあり。
ふたりとも20代前半でこんなものが書けるなんて、
将来もすごいんやろなとか思っちゃう。
群像の彼女なんて,ルックスも備わってて、
こういう人が本気で努力したら誰も太刀打ちできないね。

何年もご無沙汰だったハニビ時代のお客さんから連絡あり。
こういうのはうれしい。
向こうから連絡もないし、ライブにも来てもらっていない、
となるとこちらとしてはただ待つのみで、
あまり追いかけるわけにもいかないのだ。
男が訪ねてくるのをひたすら待ってる、
平安貴族の女みたいだ、とはよく言った。
「平安貴族の女」が本当にそうだったのかはよく知らないがね。
でもお客さんのことはよく憶えてるよ。
何度もメールをくれた人なら、アドレス見ただけで誰かわかる。
ほんまよ。

そういえば、専門学校と短大で講師の経験があるが、
学校の先生って、やってみると妙な置いてきぼり感があった。
学生たちは自分の前をただ横切って過ぎていくばかり。
卒業しても連絡をくれるのってほんのわずかだ。
そんな話はいいか。

英会話を習い始めた。
何かを始めるのってやっぱりわくわくする。
しかし今はまだ相手の言ったことを聞き逃さないのが精一杯で、
ずっと気を張ってるから疲れる。
いやほんま疲れる。

らっきょを初めて漬けた。
売ってるやつは安いのはほとんど中国産で国産は高価過ぎる。
でも自分で漬けてもまずまずだった。悪くない。

プチトマトが実を膨らませ始めた。
キュウリの花も咲いている。
モロヘイヤも芽を出して、ゴーヤもぐいぐい伸びている。
うまいモロヘイヤが食べたい。
ウチの家族全員の大好物、栄養も満点。

猫は帰らない。
母猫だけがたまに顔を見せるが、
あまりウチで時間をつぶすこともなくなった。
猫のおしっこの臭いだけはする。



2008.05.19

じつは六日前にちょっと事件があった。
と大げさに宣言してみても何かと言えば猫のことで、
一度途中まで日記のための文章を書きかけたが、
あまりのアドベンチャーに疲れてしまい、書き上げられなかったのだ。

テラスに出てみると、子猫が僕の背丈より高いブロック塀に登っていてびっくりした。
母猫も塀の上にいるが、これはきっと猫として生きていくための
当たり前の技能を身につける教室なのだと直感した。
茶色い一匹は飛び降りて物置の下へ飛び込んだのが見えた。
臆病な方の薄茶はどうしていいかわからず塀の上でおたおたしてる。
白いのはどこへ行ったかと目と耳を凝らしてみると、
母猫がそわそわしてるので塀の向こうを上からのぞくと、
小さいのが一匹草むらの中からこちらを見上げてミャアミャア鳴いていた。
飛び降りたのか落ちたのか、とにかく戻れないのはすぐにわかった。
向こう側から登れないのにこちらから可能だったというのは、
たぶん側にある金木犀をよじ登ったからだと思う。

裏はマンションの駐車場で、僕が行っても入ることは容易にできる。
ただ行ったからといってすぐに捕まるニャンコじゃない。
しばらくマンションの陰に隠れて観察したが、
母猫が何度も塀に登るデモンストレーションを無駄にくりかえしていた。
これなら登れるかと、ウチから立て簾を持って来て斜めに立てかけたりしたが、
全く見向きもせず、刺激したくはないと思いつつもしょうがないので
強引に捕まえにいくことにして壁際に追いつめ、
指先が子猫の首にあと4センチというところで勢いつけて逃走。
と思ったらちょっとした隙間から地下に落ちた。

ここはコンクリートの縦穴に二段ベッド状の機械が上下するタイプの駐車場で、
穴の深さは二メートルくらいか。
車をのせるための鉄板のまわりのわずかな隙間が子猫の頭を通してしまったのだ。
大きな機械が車をのせて動くので非常に危険だし、
そうでなくても餌も水もないし陽も当たらないこんな場所、
このままでは死ぬのを待つしかないのは明らかだ。
ここの大家はわかるが数日前からずっと留守。
マンションの住人に訊いてみても埒開かず。
子猫の心細くか細い声を聞きながら動きあぐねていたときに、
駐車機械の会社の電話番号を発見。
これしかないので電話した。
数十分後にその人は車で来て、軍手をはめて地下へ入っていった。
少ししてつかまえて、地上へ放り投げたがなぜか子猫は再び地下へ飛び込む。
もうわからんけどたぶんパニックだ。
同じことを3回繰り返したあと、最初に落ちたのと同様の隙間に落ち込んだが、
今回の隙間は前回より狭かったらしく頭が通らなくて、
前足の先と頭だけ出してあとは地下にぶら下がった干し物のような状態が出来上がっ
た。
僕は用意していた虫取り網を持って地下へ入り、
業者の人に猫を落としてもらって受け止める。
虫取り網で猫なんか受け取るもんじゃない。
重さで偉いことになってる。はは。

そんなわけで子猫は再びうちにもどったが、翌日から急に4匹の態度が変わる。
これには驚いた。
あれほど警戒して近くに寄らなかったのに、なぜかじわじわとにじり寄ってくる。
僕が庭で何かしていると、一定の距離をとったまま座ってじっとこちらを見つめてい
る。
塀に登ることを覚えてから彼らの気分がころっと変わったか。
それとも前日の僕の働きを認めたのか。
なんにしろ、ちょっと違う関係になっていきそうな予感はあった。

で、その翌日(四日前)気が付いてみると子猫が庭に一匹もいない。
あまり気にせずにいたが、どうも帰ってくる様子もない。
母猫だけがときどき戻って来てはひとりでまどろんでいる。
考えてみたら塀に登っていたのは巣立ちをしようとしていたのかも。
そういう気がする。
猫の生態については何も知らない。
でもあれから一度も子猫たちを見ていない。
今後どうしようかと考えていたが、そういう心配はなくなったのかもしれん。
しかし突然いなくなられるとなんだか子どもに家出された親みたいな気分だ。
どこにいるのか手紙か電話だけでも、と訴えてみても無駄なのだ。

おしまい(?)



2008.05.12

猫の目は飛躍的に回復して、以前の状態がウソのように思える。
連中は少しづつ大きくなり、元気にもなり、だんだん行動範囲も広くなり、
おい、ちょっとそれはあかんやろ、
と言いたくなるようなところまで来ている。
現に今日も、ウチのテラスに母猫+子猫3匹で上がり込んで、
完全にくつろいでいた。
母猫は寝そべって陽光をあび、意識がとろけそうになりながら、
シッポだけで子猫の相手をする。
休日の万博公園のお父さん状態だ。
一番行動派の白い子猫は、鉢植えの花や葉を前足でたたいたりかじったりしている。
低い位置に垂れ下がっている洗濯物にも触ろうとしている。
おい、ちょっとそれはあかんやろ、である。

この白い猫は、体全体が真っ白でシッポと右の尻のワンポイントだけが茶色という、
あまり見たことのないデザインだ。
おまけにシッポは縞模様で先っちょの2センチほどがまた白い。
たぶん一度見たら忘れないし、大人になってウチを出て行ったとしても、
どこかで見かけたら必ずわかる。
あとの2匹はいわゆるチャトラというやつか。
よく見ないと違いがわかりにくいが、
片方は少し色が濃いめで左耳と目と目の間が白い。
もう一匹は、全体に茶色がやや薄めで目と目の間も縞になっている。
母猫もチャトラで首の後ろが白い。
わかりやすい親子ではある。

そういえば日本猫って、
クロも、シロも、トラも、ミケも、
同じ親から産まれる可能性があると聞いたことがある。
さらにミケの雄は科学的に存在しないとか。
なんだか知らんけど、かなり面白い。
ダーウィンが夢中になるのもうなずける。

どうでもいいけどこれネコ日記になってる。
HPのタイトルも「そこらへんのタクトさん。とネコ」とかにするか。
ウソです。
実際、猫の相手してる場合じゃない。
癒されてるかも知れんけど。
ま、全ては起こるべくして起こり、
必要なところに必要なものが現れるのだろうから。

追い出そうとは思わない。
でも、いつまでいるんやろか。

忌野清志郎の合間に、ウイングスの「オーバーアメリカ」をかけたら、
20分ほどで飽きちゃった。
フリートウッドマックの「噂」をかけたら懐かしかった。
おぼろげながら歌詞まで憶えていたが、
なぜか、ほとんど記憶に残っていない曲もあった。
そんなことってあるんかね。
ここ何週間かで聴いたのはこれだけ。
それより英語の勉強を始めようかと。



2008.05.05

朝、タケノコ狩りに行く。
神戸の某所。
母方の祖父が所有していた山の中。
久しぶりにその山に入ると、途中に道路が横断しており、
ただの草ぼうぼうの山道の一部が、
突然コンクリートのトンネルになっていてかなりの違和感覚える。
阪神高速の北神戸線らしい。

タケノコ採るなんて実は初めてだったが、
そんなことより竹林って竹の幹が細い分だけわりとスカスカだが、
上の方は葉が茂っていて日光がさえぎられるので妙に暗い。
映画でも観た憶えのないようなどんより感で変な気分だった。

帰りに祖父母の墓に立ち寄るが、ちゃんとした準備がなかったので、
枯れた花をとって、かわりに道中で見つけた花をさしておいた。
ここはかなり古い小さな墓地で、相当数の人が土葬されている。
見ればわかるがそういう場所。
僕にとってはもっとも古い記憶の中にある風景の一つだ。

車ではあいかわらず忌野清志郎ばかり聴いている。
聴きだすとやめられない。
波長が合いすぎる。

メインマシンのPowerMacG4のハードディスクが、
少し前から不気味な音を立てている。
もしかして寿命か?
そういうことは予定してないが。

また三日分まとめてアップ。



2008.05.04

猫の方はとりあえず抗生物質牛乳をしばらく続けてみることにする。
その効果はいかほどのものか、それもしばらくしないとわかんない。
点眼の方が効果の面では優れているんだろうけど、
捕まらないんじゃしょうがない。
コーナンのペットコーナーに行ってみると、
猫用の目薬も売ってた。
なるほど、あるわけだ。

昨日はバルサミコ&ザ・ビネガーのオッピドムでの二度目のライブ。
努力はしてるが、やはりリハが十分とはいかないし、
そのあたりは申し訳ないけど、可能性はどのバンドよりあるでしょ。
たぶんね。
ま、前回よりはよかった。
僕はラブリー・リタを演奏するのが好きだ。
はは。
今後活動が拡大していくかどうかというところ。
オッピドムもいいけど、もうちょっと広いところでやらんと、
どうしても参加できないお客さんがでてきちゃう。
それとバンド名を変更するのかどうか。
でも、なーんも思いつかん。
いい名前は今は見えない。



2008.05.02

茶色い猫を一旦捕獲するも逃亡を許す。
あきらめた。
子供用の粉末抗生物質を牛乳に溶かして飲ませる。
それしか思いつかない。
二匹のまぶたが少しただれたような印象もあり、
これ以上時間もかけられない。
効果を期待する。

散髪。
前回はいつのことか記憶にない。
「すっきりしましたね」はおきまりだが、
毎回何人もに同じことを言われるのはやっぱり僕だけか。
どうでもいいや。
頭がすっきりすると、ヒゲをほったらかしなのが目立って困る。

明日はライブだが、その前に他の用事もあり、
かなりハードな日になりそうな。
怖いで。



トップページへ戻る
タクトさん宛のメール
プロフィール
2009年の日記
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月
2008年の日記
1月2月3月4月/5月/6月7月8月9月10月11月12月
2007年の日記
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2006年の日記
5月6月7月8月9月10月11月12月

Copyright (C) 2006-2007 Morita Takto. All rights reserved.