2010年1月の日記
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2010.1.29

寝る時に横に置いておくと、その人の眠りを分析して、
起きないといけない時間の前の、最も眠りの浅い時に、
アラームを鳴らすという、ちょっとすごそうなアプリ発見。
これを使えば、朝は爽快に目覚められるという。
眠りの深さを、時間軸にグラフにまでするのが興味をそそる。
サンプルのグラフは、なるほど最初は浅いところから始まって、
しばらくしてからすーっと深い所へ行き、
その後は上下を繰り返してから徐々に浅くなり朝を迎える。
そんな感じが標準的な眠りなんやろか。

さっそく枕元に、というか、
最近僕は枕を使わずに寝ているのだが、
そういう位置にセッティング済のiPhoneを置いて、
いつも通り寝てみた。
就寝時間は午前2時半頃。
8時半に目覚ましを設定していたのに8時頃に起こされたので、
アラームは経験出来なかったが。
見るとそのグラフには助走みたいなのがなく、
直後から一気に最深部へ突っ込んだかと思うと、
そのまま海底を這うようにしながら2時間半ほど。
その後一度、夢を見るほどには浅くないところまで上昇するが、
また深みへ潜って、それから一気に海面まで浮上した。
それが7時半頃で、そこからは水面をぷかぷか漂うような眠りで、
いつ起きてもいいような感じ。
確かに僕は普段から寝付きが良くて、
いつも布団に入った直後から記憶がない。
眠りも深いようで夢も見ないし、睡眠時間も少なくて平気だが、
こんな人ってたくさんいるんやろか。
いや、それ以前に、これってどうやってこんなことわかんのか?
寝息ですかね。

思い立ってからずっと何をするのも音楽を聴きながら。
朝歩く時にももちろんだが、このごろは手が冷たすぎるので、
本を読みながら歩くのはやめていた。
しかし音楽を聴きながらさらに本を読みながら歩くとどうか。
そういう興味がわいた今朝、ダウンを着て外へ出たら、
普通に少し歩いただけで背中に汗をかいた。
やっぱり僕にはダウンは暑過ぎるか。
とにかく天気がいいので今日は暖かい。
ダウンはやめて昔から着てるジャケットにした。
「レッドの森田さん」と言われた真っ赤なジャケット。
イヤホンをしたまま本を持って歩き始めた。
集中力のない僕が、意外と大丈夫、というより、
音楽を聴くことで、外部の雑音を遮断しているので、
かえって集中力が増すような気もしないではない。
と、ここでさらに疑問。
このところブルースばかり聴いてるので、
基本的に歌は英語で曲によってはインストルメンタル。
長年英語の歌を聴いて歌ってしてるとはいえ、
聴きながら歌詞の意味がどんどんアタマにはいってくるほど
英語に長けてはいない。
では日本語ならどうなのか。
それなら嫌が応にも意味がわかっちゃうので、
脳にはさらなる負荷がかかり、脳リハビリにはいいのかも。
「脳リハビリ」これ、今つくった言葉。
だがもしやと思って検索したら、既にある言葉らしい。
僕が聴く日本語の歌といえば、
スパイダース、RCサクセション、ピンキーとキラーズ。
こんなとこ。
RCはiPhoneに入れてたので、今日はこれでいくことに。
結果はあまり変わらないような気が。
脳波みたいなのを測定するとちがうんやろか。
今後いろいろ検証してみることにする。

荷物が届いた。
「ポンカン 10キロ」!


2010.1.25

先日のライブをMDウォークマンで録音しようとしたが、
なんだかおかしくて、ちゃんと録音出来てなかった。
というか、最初の方は録れてるのに、
あるとき突然止まったらしい。
それを2回続けてるので、これはバッテリーの異常か、
それとも単なる「へたり」か。
そういえばしばらく前にも、充電したつもりが、
出来てなかったようなことがあった。
なんにしても、もうこんな面倒くさいもの使いたくないし、
そうでなくてもソニーの商品に金を使いたくない。
そろそろお別れの時期かも。
そういえば誰かが、最近はもうMDプレイヤーというものを、
販売店でもほとんど扱っていないと言ってた。
移り変わりが激し過ぎるわ。
今後は音楽をデータとして扱うことになるんやろけど、
圧縮技術が進めばフォーマットがどんどん変化していくから、
やっぱり古いものは使えなくなっちゃうんやろか。

iPhoneで録音するという方法があるらしいが、
専用のマイクを持ってないのでどんなものなのかさえわからず。
マイクを買ってからでないと試せないので、
なんとなく二の足を踏んでる、そんな感じ。
安上がりのベターな方法を教えていただきたい。


2010.1.24

iPhone用のアプリで、iPodに入った音楽データを、
選曲して再生するというのを発見、これっていい。
ただランダムに再生するんじゃなくて、選曲するらしい。
ブルースがかかってる時に、
別のジャンルの曲とか割り込んで来ないもん。
ホントに驚くねえ。
忘れてたような曲がかかると、おっ!と思う。
しばらくこれでいく。

アデランスのコマーシャルが気になるんですけどね。
顔がすごく変。


2010.1.21

テレビでいわゆる「物忘れ」についてやっていた。
これに関して僕は誰にも負けない自信あり。
多少なんとかしたいと思っていたが、
どうやら2つ以上のことを同時にやる習慣をつけると、
脳が活性化していいのだと。
それって僕が最も苦手なことだ。
ということは、それはすでに、
逆説的に裏付けられたと言っても良い。
はは。
何かの作業をしながら、
音楽を聴くだけでも効果があるというので、
それなら出来るかもとやることにした。
普段音楽をあまり聴かないので、それだけでもちょっと新鮮。
生活を変えると言うこと自体が、
なんだか刺激になる気がして魅力的。

韓国料理屋へ。
このときばかりはと久しぶりに電車で出かけたら、
またちょっとややこしかったが、まあいいとして。
最近アルコールを飲む機会のない僕にしては、
わりと飲んだか。
美味いものがいろいろ出てくるので、
食べ過ぎちゃったよ。
最終電車で帰宅して翌朝、Mに、
「韓国料理のにおいがする!」と言われた。
ほんまかよ。
朝のウォーキングはすこぶる壮快。


2010.1.20

ずっと探してたCDを、一昨日も探して見つからなかったのが、
昨日はあっさり見つかって、しかもそれが
普通に数十枚まとめて置いていた中から見つかったものだから、
嬉しいとかすっきりしたのとは別に、
何やってたのかというのが引っかかっている。
とにかく管理が悪すぎる。

それは、Jimmy Rogersの
「With Ronnie Earl And The Broadcasters」という
ずいぶん後期のライブアルバムで、
何十回聴いたかわからないごく上位のフェイバリット。
たしかシカゴで購入した。
これ聴きながらハーモニカを練習したりもしたもんだ。
考えてみたら僕がこれまで最も練習した楽器は、
たぶんハーモニカかギターなんだろうけど、
どっちにしたって大したことはなくて、
結局ある程度出来るようになると、
後どうしていいかわかんなくなってやめちゃう。
結果ドラムの方がまし、ということになる。
はるかな昔、夜中にボロ屋の一室で
布団をかぶってハーモニカ吹いてたわ。
Jimmy Rogersのバックでハーモニカ演奏するのが、
秘かな夢みたいなものだった。

そんなことを考えてたら、急にブルースが聴きたくなって、
CDを何枚かiPhoneに入れた。
ブルースは良い。ガッガガッガと刻んでいく時間がただ官能的で、
小賢しい展開なんかいらないのだ。

今日、かつてのように車を運転しながら、
ハーモニカに口をつけてみたら、
出来たはずのことが失われていてがく然。
自転車に乗るのと同じで、
ちょっとした奏法とかは一度覚えたら忘れることはないが、
感覚というものは常に研ぎ澄ましていなければいけないと思い知る。
重要なのは継続か。あ、体力も。

Jimmy Rogersのやはり後期のアルバム「Ludella」を聴いた。
何度聴いてもいつ聴いてもKim Wilsonのハーモニカは完璧だ。
ちょっと完璧すぎる。
どうあがいてもかなわない、とは言えない。
あがいたことがないからね。

ソフトバンクの孫さんがiPhoneを手に
「よく今までこれなしで生きてきたもんだ」と言ったとか。
それは言い過ぎでも気持ちはわかる。
それは確かにレヴォリューションだもの。


2010.1.13

9日はビートインでライブ。
予告通り2枚の映画サントラアルバムのB面特集。
「Help!」も「A Hard Day's Night」もA面はサントラだけど、
B面は関係なくて、ただ「今ある曲を入れといた」みたいな
そんな体裁でもあるから、
どうしたってその存在自体がひっそりしているが、
内容は良いから誰だって楽しめるはずなのだ。
望ましい雰囲気でアンコールまで終えたが、
個人的には初挑戦の曲が少し不完全燃焼。
機会があればまたやりたい。

体調がいくぶん良好なのを機会に、
少し演奏に「攻め」の意識を加えることにした。
落ち着いた演奏なんてやってる方もつまんない。
体調が悪いとなかなか出来ないが、
体力温存の計算もどんぶり勘定で行くことに。
案外行けるもんだよ。
ただ、疲れる。
かなり疲れる。

帰宅後は案の定いつの間にかリビングで寝ていて、
そこで、年に数回しか夢を見ない僕が夢を見た。
左下の歯が3本わけもなくバラバラに砕けるという、
えげつない夢だった。
この深層心理はいかに。

次のビートインでは幻のライブアルバム
「THE BEATLES AT THE HOLLYWOOD BOWL」をやることに。
これは64〜65年当時、ライブアルバムのリリースを考えて録音したが、
状態が良くないということでお蔵入りしたのを、
77年に手直しして発売したもの。
廃盤になったままCD化はされてない。
手直しされたという音を聴いても、
曲のバックにはイライラするほどに絶えず金切り声が聞こえているので、
CD化に至らない理由は明白な気がする。
ただ、ジョージマーティンが一切手を加えていないと断言したという
演奏は骨太でビートルズの良さを十分表現している。
テンションも高い。
バルビネとしては、いつものように落ち着いた演奏ではなく、
ちょっとこのテンションに迫ってみても良いかなと。
大変だけどね。
あと、MCについても触れてみようか。
とにかくCDがないのでLPから音を抽出。
iPhoneにセット。


2010.1.8

年末に買ったダウンのチャックが年明け早々おかしくなった。
まあ、その程度のもんか。
それほど高級な品じゃない。
今日販売店へ持って行ったら、あっさり交換だと。
似たような事例がいくつもあるのだと思う。
店員だって大変だわ。
返金も可とか言われたけど、着る物がなくなるんでそれはやめて、
全く同じ物と交換したが、レジの女の子が、
僕に渡す前にチャックを閉めたらまたそれがおかしくなって、
別の店員が直すというまあとんだことだわ。
こういうとこあんまり気にしないのは美術系の人間の特徴か。
あとで自分で直しとこ、とか、使いやすく細工しよ、とか。
そういう受け取り方をするのが常だ。
思えば昔は、サイズの全然合わない古着を買って来て、
自分で直したり、母に頼み込んだりしたものだった。
母は洋裁が職だったから僕には便利だったわけだ。
僕の周りには、なにか足りなかったり、フィットしなかったら、
とりあえず自分で作ってしまえ、という人間がうじゃうじゃいる。
ないものは金を出して買う、という発想はうなづけない。

明日は今年初ライブ。
ビートインでは毎回「お題」にしたがってステージを行う。
今回はLP「Help!」と「A Hard Day's Night」のB面を、
まとめて演っちゃう。
「Tell Me What You See」がどんなふうに仕上がるか。
それが楽しみ。

それにしてもこのところ「Things We Said Today」が大好きだ!


2010.1.3

年が明けてから、実家へ行ったりなんだかんだで、
結局わけのわかんないまま正月休みも明けようとしている。
少しはゆっくり出来るかと思っていたが、
あわよくば毎日歩いてやろうなどという目論みはみごと崩れ、
新しい年の感慨などちーともない。
ま、ここ数年のことを考えればそれでもましか。
正月からメールをあちこちから多少もらって、
ケータイを替えたばかりということもあり、
受け取るのはとりあえず無条件で嬉しいが、
返事を書けずにもんもんとしている。
いや、書きますよ。

テレビはスペシャルばかりで面白くない。
面白くないがつけると観ちゃうのが困る。
そういえば大晦日にテレビがついていたのでのぞくと、
紅白歌合戦をやっていたが、そこに矢沢永吉が大映しになった。
へえ、こんなとこに出たりするんや、と思いながら、
でもこの人について予備知識を何も持たないので、
どんなものかと観ていた。
1曲目の時間よ止まれ〜とかいうやつ。
あれは良いね。
出だしが良ければ名曲かも。
次の曲は全く憶えてない。
正直もっと歌はうまいのかと思ってた。
その後しばらくは僕の右の脳のちょっと後ろあたりで、
「時間よ止まれ〜なんとか〜」とループしてたよ。


2010.1.1

結局大晦日は網戸を洗ったのだが、
洗い終わって窓に戻す途中でドラーバーを見失った。
ポケットから落ちていたらしい。
結局そこで作業を中断して、今に至っても網戸はまだ窓にはまっていない。

年が変わる直前に近くの寺へ向かう。
ここ2〜3年か、毎年除夜の鐘を撞きに行き、
その待ち時間の間に新年を迎える。
良いのか悪いのか。
撞き終わると、干支のついた絵馬のような形のメダル?をもらうが、
これを記念品と言って良いのか、お守りなのか、
それとも別の名前があるのか?
甘酒をもらって焚き火に当たりながら空を見上げたりする。
めちゃくちゃ良い天気で驚いた。
月は正円に近かった。
少し着込んで来たが、思ったほどには冷えず。

その後、アトリエの年賀状を制作するために徹夜。
ここんとこ毎年のことで、大晦日にろくに寝たことがない。
ウチは喪中なのだが「喪中です」という挨拶は送ってなかったので、
年賀状がいっぱい来た。
落ち着いてからこれに返事を書くつもり。

生年月日が僕と同じ大学時代の同級生からメール来る。
「誕生日メールもコロッと忘れて……」
あれ?僕も忘れてた。
毎年誕生日にメールをやりとりするのだが、
昨年はバタバタに埋もれてそんなこと思い出しもしなかった。
陶器作家で主婦で一児の母でもある彼女は、
なんだか忙しそうで、時間のない中連絡をくれたらしい。
こちらもあれやこれやで今日は返事も出来ず。
明日、書くことにする。

で、次のライブまで既に10日を切ってるわけだ。

今年もよろしく。


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