2007年11月の日記
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2007.11.22

昨日は誕生日で、日が変わるとすぐにメールが来て、
気がついてみたらこの日一日でけっこうな数のメールが集まった。
僕ってまだ忘れられてない。
いや、露出が少なくなっていることが逆に作用してるのか。
とにかく意外なほどメールをもらってうれしかった。

当の僕はといえば、正直最初のメールで誕生日に気がついた。
年齢はもう忘れた。
ほんとの話、最近は生まれ年から計算しないとわかんない。
そこそこ年をとるとそんなふうになっていくもんですかね。
僕はもう年齢というつまんない数字の概念を超越してしまったのか、
それとも単に忘れっぽくなってるのか。

大学の同級生で僕と生年月日が同じ女性からもメールをもらった。
普段は年賀状以外にやりとりなんかほぼないのに、
近況報告とかしたりして、なんだかこういうのも面白い。
しかし、卒業してからずいぶん時間が経ってるので、
感覚的には幼馴染みたいだが。

あ、まだ返事を書ききれてない。
だめだね。



2007.11.18

ケンタッキー・フライドチキンのブッフェに行った。
かなり久しぶりに食べたここのチキンは、
味が濃くて油も濃くてヘヴィだった。
こんなのいくつもは食べられない。
キャベツが美味いので、キャベツとウーロン茶で腹を満たす。
ここのご飯モノは美味かったためしがないので手を出さず。
焼きうどんまであったが、
ここの人は自分とこの店が「ケンタッキー・フライドチキン」だと
本当に認識しているのか、かなり疑わしい。
恐ろしくて見るのも怖い。

先月発売されたはずの保坂和志の新刊をやっと購入。
だってそのへんの店には置いてなかったのだ。
やっぱりちょっとマニアックな人なのかも知れん。
表紙をめくると、

「考える」ことにとって大事なこととして、
「やりそこなった」経験というのがある。
「やりそこなった」という思いを忘れないかぎり、
人は生きることに対してあの頃(誰にも憶えがあるはずのあの頃)と
同じ真剣さを持っていることができる。
あの頃を忘れたり、あの頃の外に立ったりしたら、
生きることは自分自身のものでなく、
どこにでもいる人たちの模倣になってしまう。
     ―――まえがきより

とあった。
そういえば以前、コンちゃんと飲んでいるときに、
「若いころに手に入れたいと思って手に入れられなかったもの」
そういうものの存在が今の自分を作っている、
というような話をしたことがある。
「欲しいと思ったモノを簡単に手に入れてしまったら、
 自分の成長はそこで終わったはず」
とも話したように思う。
同じ意味かどうか知らない。
でも、不器用なほど最終到達点は高いのかも知れん。



2007.11.11

このごろあまりにも時間がとぎれとぎれなので、
ある本を読んでいても途中でなんとなく断念して、
また別の本を読み初めてまた断念して。
とにかく途中でそれまでに読んだ内容を忘れちゃうもんやから、
ただの1冊も読み終わることがない。
それでも読みたい本はあるので少しずつ買って、結局ウチでお蔵入り。
本屋から返品されて出版社で動かない在庫になるか、
ウチで在庫になるかだけの違い。
なら買わなくても良さそうなもんだが、
本って案外何年か経つとどこを探しても見つからないとかいうことになりがち。
それを思うと買っちゃうんやな。

しかし置く場所が真剣になくなってきたので、
要らない本がないか、ざっとみてみた。
実際のところ、あまりない。
小説は手放す気にならんので、専門書とか古いマンガとか、
ざっとみて30冊くらいのもんか。
Mac関係の雑誌なら大量にあるがね。
しかし古本屋に売ったとしても二束三文。
困る。

そういえば、古いMacとかプリンターとか、
録音機材とかエフェクターとか、あとオーディオとか。
そんなのを処分すれば部屋が広くなるにちがいない。
と思うが、それってかなり面倒な作業だと思う。
オークションにでも出せば売れるやろかいな。
これも面倒か。



2007.11.07

仕事でCDを送ることになったので、クロネコメール便を使った。
宅急便が基本的に翌日配達なんで、メール便もそうだと思ってたけど、
集荷に来た人に訊いたら、3〜4日かかる、と言う。
内心困る。
そんなんやったら普通郵便の方がなんぼか早い。
結局「速達」というのにして、ひとつにつき¥100ずつ余分に払った。
これで翌日配達にはなった。
得なのか損なのかわからん。
最近は電話料金にしても、会社も料金システムも複雑でしかも選択肢が多すぎる。
誰かわかりやすくまとめて欲しい。
自分ではできんもん。

あ、ズボン買った。
もうどうでもいいんやけど、はいてたのが軒並みボロになってきたんで。
同じのを2本。
とにかく楽なのがいい。
季節が変わってきたんで、また着るものがなくなってきたな。
見てみたら長袖の服がこれまた軒並みボロだ。
最近外出が少なくなったので、以前に増して衣服に頓着がなくなった。
どうでもよくても金はかかる。
でもそれより、買いに行く時間がいやなんだな。



2007.11.02

怒濤の日々からなんとか抜け出した。
しかし、こんなこといつまでもやってられんな。

ビーチボーイズの「ヴェリーベスト」を借りて聴いてみた。
知ってる曲ばかりなのに、リマスタリングされた音はものすごく違和感があり、
だまされているような気分になる。
音が綺麗になって、複雑なコーラスとかが聴き取りやすくなってるが、
リバーブのかかり具合が異質だ。
買わなくてよかったか。

とはいえ、やはりビーチボーイズは並みじゃない。
ひとたび耳にすると当分はそれに浸ってしまう。
音楽には力があると痛感する。
逆にそれを感じさせない音楽には興味がない。
だからほとんどの音楽には興味がないんやけど。

バディガイのベストも借りたがイマイチ気持ちがのらない。
彼の曲は何となく聴いてると全部一緒に聞こえるしな。
でもバディガイほどギターを操れる人は世界中探してもそうはいない。
そういうことは知ってるけどね。
ジュニアウェルズの「Messin' With The Kids」で弾いたギターが好きだ。
古いか。

モンキーズもときどき聴く。
良い曲が多い。
「恋はちょっぴり」という意味がわかるようなわかんないようなタイトルの
あんまりメジャーじゃない曲が実は一番好み。
マイケルネスミスのソロアルバムを聴いてみたいと、
30年くらい前から思ってるがいまだに遭遇せず。
「Daydream Believer」は名曲だが聞き飽きた。
名曲過ぎる。

で、たまにはアストルピアソラの「タンゴ・ゼロ・アワー」を聴いて、
精神の垢を洗い流しリセットする。
ある意味これ以上の音楽はない。

もうこの歳になったら、自分が本当に好きな音楽だけに関わりたい。
そんなことを思っちゃう。
時間は限られてるからね。


京都でのライブをふたつ告知。
「初めての場所」と「亞侘庵」でチャダンゴ。
亞侘庵はあの店の独特の世界。
「初めて…」に人が集まるとうれしいけどね。
しかし京都ばかりとは。
大昔に蹴上の「都ホテル」の英国展に出演したのを思いだした。


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