2006年12月の日記
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2006.12.31

大晦日。
だから、というような予定はさほどない。
今年はカウントダウンを若いバンドがやってくれるらしいので、
僕は自宅で来年の計画でも立てるよ。
ウソ。
僕ほど計画なく動いてる人はきっとそうはいないね。
予定がない。
それが自由というものだ。
がっはっは。

今日は車を洗った。
別に大晦日だからじゃないけどね。
思い立ったときにやらないと、
今度いつそんな気になるかわかんないから、
とにかく洗うことにした。
こないだは中を掃除したんで、今回は外。
この車、なんか知らんけどアルミホイールがやたらと汚れる。
汚れ過ぎだ。
きっとデザインが悪いんだな。
またすぐに真っ黒になると思うとげっそりする。
でも、今はきれいだ。
車には申し訳ないけど、こんなにきれいになったのは、
納車以来だと思う。
うん。
気持ちいいね。

テレビをのぞくと紅白歌合戦なんかやってる。
もうここ20年くらいは、ちゃんと観たことない。
もっとか。
子供の頃は観てたと思うけどね。
森昌子?
アイドルなら良いけど、
演歌やるならちょっと下手すぎるよなあ。
NHKも大変だわ。
えーと、格闘技とかいう気分でもないしな。
そういえば最近はテレビを観るのが面倒になってるな。
なんか億劫。
番組表なんか観る気にならないので、
何やってるのかも知らないし、気にならなくなってきた。
本読んでるほうが幸せだ。
はっは〜だ。

さて、今年はこうやってだらだらと年を越すのかね。


2006.12.30

えーと、まず、車の中を掃除した。
なんせウチの家族ときたら、ひとに運転させといて、
喰っちゃあ寝、喰っちゃあ寝で、尋常な汚し方でない。
いいかげんうんざりしてたんで少しすっきり。

そういえば昨夜は僕の仕事納めだったのだ。
一年の最後にふさわしく、カッターシャツを忘れたよ。
その辺にあったやつを適当に借りたけどね。

明らかにステージの進行の妨げになるお客さん登場。
とにかくでかい声でずっとしゃべってる。
演奏は楽しんでるんやけど、楽しみ方が普通でない。
結局スタッフとガタガタもめた揚げ句お帰りいただく。
ステージの邪魔だけなら多少は耐えるけど、
他のお客さんに迷惑がかかってたし、これは致し方ない。
ま、こういうこともたまにはあるが、
僕はこの日が仕事納めなのだよ。

演奏はと言うと、前日に引き続き僕の調子は良くなくて、
なんなんですかね。
身体が思うように動かない。
集中力も欠いてかなりミスをした。
この場合通常なら誰にもわからない程度のミスの話なのだが、
この日に限っては、お客さんにもわかるミスを複数した気がする。
今さら思いだす気も、数える気もないけどさ。
ああ、ごめんなさい。
これが一年の締め。

あ、それから、シゲちゃんにマウスをもらった。
僕らふたりともMacユーザーで、
彼がマウスをあまり使わないというから、
余ってるのを売ってもらうことになってたんやけど、
シゲちゃんはただでくれた。
とにかく単純に得してホクホクなのさ。
はははのは。

帰りに深夜スーパーに寄る。
レジは見るからに慣れない感じのオジサンだった。
どう考えても見当違いにバカでかい袋をくれたので、
笑っちゃったよ。
そのバカでかい袋の中央に、商品をチンと収めてぶらさげると
がさがさと袋がうるさく鳴った。
これが締めだよ。


2006.12.21

昨日やっと免許証更新してきた。
前回、近くの警察署で更新したときは、
はっきり言ってとんでもない扱いを受けて、
くったくたになったので二度と行かないと決めた。
遠いけど門真まで行く。

たまに電車に乗るのもいいかと思うので、
モノレールと京阪を乗り継ぐ。
風景を観てるのも楽しいかも。
でも考えてみたら肝心の風景はほとんど四角い建物ばっかりなので、
結局ほとんど本を読んでた。
こういうときって無駄な時間がかなりあるので、
やはり本を持たない手はない。
というか、本を持たずに外出なんてしないけど。

試験場についても待ち時間があったりするので本を読む。
保坂和志の「小説の自由」
ちょっとわけわかんないようで、実は面白い。
こういうのを続けて一気に読めたら楽しいやろな。
でもそんな時間もないし、まして僕ほどの遅読ではね。

とにかく免許更新は終わった。
面倒なことこの上ない。
しかも二日後には免許失効するというギリギリの状態。
別になにも問題ないけど、過去に一度失効してるしね。
そのときの面倒なことは憶えてないけど、
でもかなり面倒だったな、たぶん。

帰りに古川橋駅前のブックオフで本を買って帰った。
もう置く場所がないや。
本の塔がさらに高くなる。


2006.12.19

オンデマンドTVで「ガッチャマン」と「キャシャーン」の
リメイクアニメを観た。
最近、僕が子供の頃好きだったもののリメイクが多いけど、
ことごとく昔のモノのほうが、明らかに良いのはなぜでしょう。
というか、以前の良さが全く再現されていない。
見た目「今風」にして、仰々しくしただけ。
つまらないものにお金や時間をかけたらダメよ。
ほんとにね。

あれっ、14日の日記アップし忘れてた?


2006.12.14

えー、昨日まで僕は11連休でした。
ロンドンタウンに関してはね。
ここ数年で、こんなに休んだのはキャバーンをやめた直後くらいだ。
今日は仕事やけど、まあ気分的にはエンジンを押しがけする感じ。
セルを回すバッテリーが切れてないか確認してみます。
とか言うて。
気合い入れますー。


2006.12.13

今日はインフルエンザの予防接種に行った。
2年前と会場が同じだったので多少警戒。
あの時はかなり痛い目に遭ったからな。
しかし、行ってみると待っていたのは
前回のあの限りなくおじいさんに近いオジサンではなくて、
もっと若い人だった。
「逃げんといて下さいね」とかわけのわからんことは言わない。
「ちょっとチクっとしますよ」と優しく言う。
痛くないもん。
「よお逃げはるんでね」ってそれはアンタが下手やからです。
「痛くなかったですか?」と訊かれて、
「いえ、ぜんぜん」と余裕で答えたよ。
今年の接種はなんと平和に片づいたことか。
しかしあのオジサンはどうしたのやら。
たまたま今日が休みなのか、
それともクレームが殺到してクビになったか。
いずれにしても人に不必要な痛みを与える医者なんて、ねえ。


2006.12.11

先日100円ショップで衝動買いしたグミを食べて気分が悪くなった。
香料のせいだ。
僕はこういう人工的な匂いが苦手で、
今日もブルーベリー・ヨーグルトを食べたら気分悪くなった。
今やどこにでも売ってる、缶やペットボトルの紅茶も飲めない。
飲むと必ず頭痛がする。
いや、紅茶味のものはたいていダメだ。
別にそんなもの飲めなくても困らないが、なんだかね。
いいのかよくないのかわかんない。
ま、どうでもいい話なんやけどさ。


2006.12.08

点かないままほったらかしになっていた和室の蛍光灯。
点灯管が見あたらないので、かなり新しいものみたいだ。
ま、僕がわかっていないというのもなんだがね。
とにかく、蛍光灯程度のモノまでが最近はブラックボックス化している。
どうせ分解してもわけのわかんない基板みたいなものが出て来て、
お前なんかに、とせせら笑われるのが落ちだ。
自分でなんとかできるかも、という小さな思い上がりがぷしゅっと砕けた。

修理のために量販店に持ち込んだら、修理代は5,000円だと。
「けっこうかかるんですね」
そう思わず口走った僕はまだ、しょせん蛍光灯、ぐらいの感覚。
それなら新品の方が安いかも。
修理受付のおばさんも同じ意見だったので、
壊れた蛍光灯をあずけたまま、照明器具売場へ行ってみた。
蛍光灯も意外と高価だ。
見た目にそれほど大きな違いを感じないものでも、
2万円もするものがある。
今回壊れたのも、そんなやつなのかも。
とにかく一番安いのを探してみると、2,980円。
ただこれは、さすが傘のデザインが見るからに極度に安っぽい。
いくらなんでも目につくたびにストレスがたまりそうだ。
そこで、今回壊れた蛍光灯の傘を新しいものに取り付けることを考える。
サイズがわかんないけど、なんとかいけるんちゃうか。
希望的観測の名人、ここにあり。
あずけてある器具を測ってみればええんやけど、面倒くさかった。

持って帰って傘を付け替えてみると、微妙に穴のサイズが違ったが、
そこはなんとか、見た目さえ問題なけりゃの精神でクリア。
無事取付け終わり。
ちゃんと点いた。
消すと蛍光灯に、うすら青い光が残る。
どこやらに「ホタルック」だかなんだか書いていたのはこれか。
電気を消してもしばらくは完全に真っ暗にならないので安全、らしい。
しかし、ちょっと気持ち悪い。


2006.12.03

「ひとりぼっちのあいつ」とは誰か。
何を隠そう、それは僕である。
ビートルズの「Nowhere Man(邦題:ひとりぼっちのあいつ)」は、
3人が3人とも主旋律のようなメロディを歌いながら、
絶妙にハモることで知られる、ビートルズのコーラス曲の代表選手である。
3人とは、もちろんジョン、ポール、ジョージに決まってる。
僕らのステージでは、この曲が頻繁に演奏され、
お客さんに近い位置に立つ3人は、
それぞれの存在を自ら確かめ、さらに客席に問うように歌う。
イントロもなく、いきなり三声コーラスで曲が始まるとき、
僕は言い知れない孤独感に襲われるのだ。
まさにそのとき僕は「ひとりぼっち」
目に映るのは、三つの背中のみなのだ。


2006.12.02

昨夜のロンドンタウン。
ステージ合間にコータローさんが、靴を脱いで休んでいた。
なんと、ぬいぐるみのような足。
彼曰く「分厚い靴下履きすぎた!」
それを聴いたPAウーマン・アスカちゃんが、
「えっ、何枚履いてるんですか!?」
いや、履きすぎた、はコータローさんの日本語の間違い。
靴下は1足。
それにしてもかなりの分厚さで、
「遠赤外線がどうたら……」とも言っていた。
聞くと、演奏に集中できないほど足が暑いとか。

実際、足が暑いって不快だ。
僕は学生時代、大学の自分の部屋に「置きゲタ」しており、
バイクで登校するとまずゲタに履き替えるというのが習慣だった。
真冬でも雪の積もった京都の学内を、
ゲタでバタバタと走っていたのを思いだす。
そんな僕なので、卒業後はずいぶん足の暑い思いをした。
もともと寒いのは平気だが、暑いのは苦手なのだな。

昨夜の最後の休憩時間に、
コータローさんは、とうとう靴下まで脱いでしまった。
「暖かいにもほどがある」とぼやく。
彼の足が普段どんな色をしてるのか知らないが、
曰く、暑くて足が赤くなってる、とのこと。
たしかに赤みを帯びてはいた。
そんなの僕なら足から煙が出そうだ。

そういえば、小学生時代の僕は、
常に半そで半ズボンで、シャツ(肌着)すら着たことがなかった。
真冬でも身に付けるものは、
半そでシャツ、パンツ、半ズボン、靴下、靴、これだけ。
子供ながら、これにはこだわっていて、
暖かい格好をするなんてプライドが許さなかった。
ふかふかのジャンパーを着てるやつなんて、おぼっちゃまだ。
そんな僕は、やはり中学生になって相当に暑い思いをする。
だって中学生は、夏でも長ズボンだ。
僕には全く意味がわからなかった。
冬には分厚い上着を着る。
それに、その下に何も着ないなんて許されないわけで。

ステージでは必ず汗をかく。
気温がどうであれ、多少の汗は必ずかく。
それが日によっては演奏に影響することもある。
目に入る。
衣裳の襟元がズブズブになる。
鼻の穴の入口に滴がぶら下がる。
衣裳の太ももに落ちる。
スネア・ドラムのヘッドに落ちる。
果ては、汗で目が塞がれて視覚で捉えるモノ全てが、
ぐにゃぐにゃになり、何も判別できなくなる。
あ、あの茶色のミリタリーの衣裳は最悪ね。
僕はあれをサウナ・スーツと呼んでいる。


2006.12.01

今、車ではCDが聴けないので、しょうがなしにMDを聴くことに。
しかし、MDなんて、ハニビのライブ録音くらいしか持ってない。
別に自分の演奏なんて、今聴きたくないし、と思ってたら、
15年も前に京都のライブハウスで録音した、
スリッカーズのライブ録音を発見した。
ちゅうか、ずっと前から車に載せてあったんやけど、忘れてただけ。
彼らは、ボ・ディドリーやチャック・ベリー、その他、
ブルースやR&Bを自分たちのアレンジで小気味よく、
しかし味わい深く演奏した。
注目すべきは、多くの曲で聴けるティンバレスのソロ。
わくわくする。
ベースのクラモトさんは、僕が最も敬愛するベーシストだ。
初めてこのバンドに偶然出くわしたのは、
なぜかパンク・ロックの年越しコンサートだったが、
そのときのショックを20年近くたった今でも忘れられない。
その後僕は、スリッカーズの追っかけになっちゃったんやから。
正直、パンクなんて好きでも何でもないんやけど、
誘われたら何でも行ってみるもんだとは思うよ。
僕がスリッカーズから受けた影響は半端じゃないから。
スリッカーズあっての、ハニビなりホッパーズともいえる。
そんなスリッカーズの「Who Do You Love」と「Maybellene」を聴く。
飛ぶ。翔ぶ。跳ぶ。


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