2007年7月の日記
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2007.07.25

えー、このごろは日記をまとめて書くみたいなことになっとりますが、
まず、21日土曜日に髪を切る。
「切っちゃっていいんですか」と気遣われる。
別に伸ばしてたんじゃないし、長さに執着もない。
ただほっといたら伸びただけ。
いつもながらに意志薄弱な客である。
美容師の彼女も、いつものことだからわかっているはずなのに、
なぜか訊いてしまうというところか。
僕の髪型はいつも彼女が決める。

月曜は息子小4のピアノ発表会。
彼はなぜか本番に強い。
これは僕の血か?
練習では大したことない音だったのが、ホールでは音楽になっていた。
リハーサルの演奏で拍手が巻き起こる。
本番でも、子供の演奏だと思って適当に過ごしていたお客さん達が、
この時だけは聴き入っていたのがわかった。
まだひとケタのチビがピアノから自分の音を出している。
この年齢では難しいと思われるモーツアルトのソナタを
自分の音楽にしてしまった。
こんなものを弾かせてしまった先生も大したものだが、
弾いた本人も、通常でないものを持っているのかも知れん。
しかし彼はストイックにピアノを練習する気など毛頭ないし、
実際普段からやらない。
おまけにこの日の発表会でピアノをやめると言っていた。
僕も真剣にやらないならやめればいい、と言っていた。
でも、結局はだらだらとマイペースでやるのがいいのかも。
本人も結果に満足したのか、1カ月休んでまた考えると言っている。
好きにすればいい。

火曜日夜。
着替えをとろうとして軽くかがんだら、腰に来た。
ボキ、でもなく、ペキ、でもなく、カク、でもなく、
でも妙な感覚があり、瞬間にまずいと思った。
こういう話はよく聞くが、実際にこんななんでもないことで、
腰を痛めたのは初めてだ。
翌朝になっても明らかにおかしいのでほっておくわけにいかなくなった。
水曜日朝は歯医者の予約をしていたので、行って穴に金属を埋める。
その足で今度はこれも予定していたETC車戴器を取付けに行く。
待ち時間は近くのロイヤルホストにパソコン持ち込み仕事しながらカレー食す。
一度帰って「十時式」へ。
ここは気功みたいなもので背骨をまっすぐに延ばすという、
なんやらよくわからんが僕の医者代わりだ。
僕はここで過去に、椎間板ヘルニアと、
首の骨の歪みからくるとてつもない肩凝りをほぼ完治させた。
えらいもんである。
痛みも不安も半分以下に減る。
行けるようなら明日も行くことにする。

あいかわらず本など読む時間はない。
ああ、ひーこら。



2007.07.18

昨日は歯医者の2回目。
麻酔を注射する。
「ちょっとチクっとします」と言われたが、それもほとんどなし。
「そしたら麻酔が効くまでちょっと……」
ベッドにまっすぐ寝た状態では、思いのほか視界が狭く感じる。
たぶん数分だが、なんだかどうしていいのかわかんない。
こういうのが苦手なのだ。
それで髪の毛も切りに行かない。
今、僕の頭髪はここ数年で最高の伸びを見せている。
かなり不評だ。
それはいいとして、
僕の視界にはほとんど天井とそこにある照明器具しか映っていない。
はしっこに助手(?)の女の子の肩と左耳あたりが見えるので、
そこにいるのはわかるが、美容院じゃないのでなーんにも話しかけてはくれない。
ごちゃごちゃ話しかけられるのもなんだが、そこにいるのに黙ってるのもどうかと思う。
歯は削られる。
自分ではどこがどうなのか、それがどうなろうとしてるのか、
今、なにをされてるのか、何もわからず。
とりあえず多少瞬間的にチクリとはしたが、問題なし。
ただ削られてる最中に僕の口中に吹き出される水が、
なぜかノドから鼻の奥に入っていこうとして何度か溺れかけた。
ああ、びっくりした。
削ったところの型をとって今日は終わり。
仮詰めの樹脂のシンナー臭い匂いが気になる。
気持ち悪くなったので、受付横の水道でウガイをすると、
思わぬ瞬間に口から水が飛びだした。
麻酔がまだ効いていて、唇の右半分がコントロールできてない。
また、びっくりした。
これでみそ汁でもすすろうもんならえらいことになる。
治療費は先週の半分。
駐車場代も、先週の半額のところが空いてたので、
1時間20分くらい停めたのに300円だった。

「文藝」の秋号をやっと買う。
でも今回はあまり面白くなさそうだ。
あ、僕にとっては。
とりあえず松本ナオコーラだけは読んでおこう。
彼女はちょっと普通じゃない気がする。
名前も普通じゃないけどな。



2007.07.16

「文藝」の夏号が目について手に取った。
この雑誌をまだ数ページしか読んでいないことに気づく。
今まさに夏になろうとしているが、
「文藝」夏号の発売は4月7日で、たしか発売日に買った。
あれ。
ということは秋号は7月7日でもう発売されてるやんか。
うっかりしていた。
というか、ここ3カ月僕は何をしていたのか。
そうか、本も読まずに3カ月過ごしたか。

で、ウチで発見した「おりがみ」の本。
タイトル「なかよしおりがみ」
目次を見ると、「基本の折り方」から始まって、
・人形と玩具
・魚類、その他
・鳥
・動物
とあるが、鳥の項目をたどっていくと、

きゅうかんちょう
はと
おんどり
おながどり

いんこ
かも
くじゃく
ばった

あ?

人にはそれぞれいろんな基準があって、
必ずしも自分と同じとは限らない。



2007.07.12

昨日、歯医者に行った。
かなり久しぶりで怖かったが、
ここは僕が20年近く前に、勤め先の先輩に、
「カフェバーみたいな歯医者さん」と教えてもらったところで、
確実に痛くないようにしてくれるので助かる。
カフェバーなんていうものが今でもあるのかどうか知らないし、
そもそもカフェバーって何かすら知らないが、
とにかく個室がいっぱいあって、ちょっと洒落た置物とか観葉植物が置いてある。
で、椅子じゃなくてベッドに寝て治療を受ける。
機械類はあまり仰々しくなくシンプルで圧迫感がない。
ここを知るまでは、歯医者って痛いものだと思ってた。
だから歯が少し気になるとすぐに見てもらいに行き、
「どうもないから今日は帰っていいよ」
と何度か言われたりもしてた。
歯医者はもう痛くないとわかると、
なかなか行かなくなるもので、
受付の子に訊いたら、前に来たのは4年前だった。
その間、僕はひどく不規則な生活で、
自分でもいつ歯を磨いたのかわからなくなり、
結局、出先で歯が気持ち悪くて我慢できなくなり、
そのへんのコンビニで歯ブラシを何度も買った。

さて、行ってみると写真を撮るという。
もちろんポートレイトじゃなくて、歯のレントゲン。
カクテルグラスを平たくしたようなのにアゴを載せ、
ハンドルを持つと、頭の周りを妙な機械が回りだす。
ウイーンという機械音と同時になぜか「エリーゼのために」が聞こえた。
これは何か効果があるのか否か。
出来た写真に写っていたのは、横一列に並んだ僕の歯。
4年間放置していたのに、虫歯は2本だけだった。
僕の歯って強いのかも知れない。
2,800円と駐車場400円なり。

車のオーディオには今、ザ・バンドのCDが入ってる。
僕がこれを聴き始めると、間違いなく当分ザ・バンドなのだ。
気持ち良くてやめられなくなる。
ただ、LPはあるのにCDは2枚しか持ってない。
しまったな。
ツタヤのレンタル半額は日曜で終わっちゃったよ。
でも、ツタヤにザ・バンドなんてないか。
とか考えながら、
「Standin' by your window in pain 〜」
とか歌い始めると、僕の中で3人のボーカリストが次々に入れ替わる。
今日も運転が楽しいぞ。



2007.07.04

さて、またいらんものを買ってしまった。
てかてか光る、ほぼ黒地と赤だけのパッケージのスナック菓子。
とにかくちらっと見たときから、やけに辛そうで、
なぜかこういうものを見ると味見してみたくなる。
持って帰って見てみたら、
なんとその名前は「激辛マニア(とうがらし味)」
ほんまにアホちゃうんか、言うくらい辛さを強調する。
あ、その時初めて気がついたけど、買うときには商品名なんか見てなかった。
ただただ辛そうだと思ってただけなんね。

ひとつつまんで口に入れた瞬間に「辛あっ!」とは口に出さなかったが、
本気でそう思った。
これまで、いくつか食べてる間に、これって結構辛いな、と思うことはあったが、
一つ目で「うっ」と来たのは初めて。
それでもやめられんのが僕で、
少し食べてると、自分が「ハフハフ」言いながら汗をかいてるのに気がついた。
ああ、ひとりでなにやっとるのか、アホみたいや。
もう辛いを通り越して、痛くて痛くて。
冷蔵庫のアイスキャンディにかじりついて事無きを得た。

ま、辛いというならこれくらいやってくれないとね。
メグちゃんに教えなきゃ。



2007.07.02

30日土曜、亞侘庵はチャダンゴとヨッシーのライブだったが、
この日を最後にしばらくここでは演奏がないという。
店自体が生まれ変わろうとしているのだと。
だから僕にも予定がない。
僕としては、ここ2カ月ほど個人的にも関わりのあった
マネージャー西浜氏が今日で退職するというので、
とりあえず一言挨拶するだけでもと顔を出した。
気をつかって遅めに行ったつもりだが、
どうしたってステージには上がることになる。
それは予想できたのでとりあえずハーモニカだけは持参したが、
結果的にちょっとステージの邪魔をしたような気がして申し訳なかった。
そんなことしに行ったんじゃないんやけど。
西浜氏は普段通りに務めて本当に軽い挨拶で帰っていった。
もっとよく知りあえば、面白いところがじわっと出てきそうな彼ではあったがね。
そのうちメールでもくれることを期待している。

昨夜は時間のない中、急に思い立って川西の山ん中へホタルを探しに行ったが、
ショボショボとしか飛んでなかった。
うーむ、時期を逃したか。
ただ暗闇が不気味なだけだった。

で、今日は朝から電車に乗る。
前に乗ったときのことはたしか日記に書いたよな。
乗ったら必ず日記に書くくらい、電車に乗ることはほぼないから。
最近の切符の販売機はだめだ。
僕には難しすぎる。
どこを押すべきかどころか、どこを見たらいいのかさえわからず、
小銭を投入後しばし立ち尽くす。
べつに山ん中から出てきたわけじゃないのだ。
ウチから徒歩2〜3分の駅でのことなのだ。
「梅田一枚」の一言で済んだ昔が懐かしいわい。

大阪市内へ出たのも久しぶり。
湿度が高いのと、ノートパソコンをかついでるのとで、
街中を歩いたらかなりぐったりした。
帰りには、知人の若いアーティスト、カナちゃんの初個展を覗く。
デビューとしては上出来だ。
彼女は人間的にもいいところのある人だから頑張って欲しい。
そうそう、ちゃんとしたまともな人が成功するというのが大事なことなのだ。
僕の尻はギャラリーのソファに深くめり込んで、
なかなか立ち上がることが出来なかった。

さて、どのメールに返事を書いたのか?
書いてないのか?
僕のケータイ、返信済みの表示がないのはなんでなの?



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